塗装前の下準備養生のお話
外壁塗装での養生とは簡潔にいうと、外壁塗装時における塗料の飛散防止のための保護作業のことです。
外壁の塗装工事を始める前に塗料が付着してはならない場所をビニールやマスカーと呼ばれる特殊なテープなどを使用して保護する作業で主に以下の3つの工程があります。
【養生】
工程内容
1.足場に飛散防止用ネットを張り、家全体を覆う。
周りの家に高圧洗浄の水や塗料が飛び散らないように家をメッシュシートで囲う。
2.塗装しない部分をビニール等で養生する。
アルミサッシや窓、床など塗らない部分にビニールやテープ、マスカーなどで保護する。
3.養生シートで車や植栽を覆う。
車や植木など塗料が付くと困る部分をシートで保護する。
ここまでが【養生】の大まかな工程内容となります。塗装前の下準備で、施工内容にあった適切な養生作業が、塗装の仕上り感を大きく左右する重要な作業です。
*実際にはお家の状態によって作業内容が多少異なる場合もあります。
塗装工事ではスプレーを使う吹き付けだけではなくローラー塗りでも意外と塗料は飛び散ることがあります。その為、塗装を始める前に養生テープやビニール、マスカーなどで塗料の飛散を防ぐために養生作業をしていきます。作業終了時には全て撤去しますので、後に残ることはありませんが、塗装工事での養生の良し悪しは塗装の出来映えばかりでなく、施工者の安全確保や近隣とのトラブル防止にも大きな影響を与えるため、塗装工事において養生は最も重要な作業と言えます。